ピーターパンに憧れて

21歳の大学生が普段の生活の中で気になったことを気まぐれに書いています.

肥満を学ぼう!「肥満」と「肥満症」について学ぼう.

f:id:road-to-the-victory:20170807213220j:plain近年,食習慣の変化や生活スタイルなどの変化から,

日本でも「肥満」が大きな健康問題になっています.

今から10年ほど前,2006年には「メタボ」が流行語となり,

肥満症対策が大きな注目を集め始めました.

 

そこで今日は「肥満」と「肥満症」について説明したいと思います.

 

「肥満」は病気ではない??

「肥満」というのは異常量の脂肪がからだに貯まっている状態であり,

それだけでは病気というわけではありません.

「肥満」の医学的な定義としては,

「身体に脂肪組織が過剰に蓄積した状態」となっています.

 

もちろん健康的であるというわけではありません.

からだにとって,脂肪が貯まっている状態は「異常」となりえます.

 

 

 

「肥満」とBMI

「肥満」かどうかの判定はBMIという指標によって判断されます.

BMIは,Body Mass Index(ボディ・マス・インデックス)の略です.

 

BMIについては,メタボという言葉と共に今となっては

みなさんが一度は聞いたことがあるものだと思います.

BMIの計算式は次の式で計算されます.

 

BMI (kg/m²) = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)

 

このBMI値が25以上だと「肥満」と判定されます.

ちなみにBMI=22が標準体重とされています.

 

平成23年の国民健康・栄養調査では,

日本における肥満者の割合は男性30.3%,女性21.5%となっています.

男女合わせると肥満者(20歳以上)は25.7%,2,688万人に登ります.

思ったより多いですよね・・・・。

 

「肥満」と「肥満症」

先ほど「肥満」は病気ではないと言いましたが,

 ①肥満に伴う健康障害が生じている場合

 ②内臓脂肪が過剰蓄積している場合

この場合は「肥満症」という病気と判断されます.

 

肥満に伴う健康障害とは具体的に

 ・2型糖尿病

 ・高血圧

 ・高尿酸血症痛風

 ・冠動脈疾患(心筋梗塞狭心症

 ・脳血管疾患(脳梗塞・脳血栓症など)

 ・睡眠時無呼吸症候群

 ・脂質代謝異常

 ・整形外科疾患(変形関節症・腰椎症)

 ・月経異常

 ・脂肪肝

 ・肥満関連腎臓病

があげられます.

 

内臓脂肪が過剰蓄積している状態とは,

エスト周囲径が男性で85cm以上,女性で90cm以上の人の中で,

腹部CT検査で内臓脂肪面積が100cm²以上の場合を指します.

 

 

ヒトは元々遺伝子レベルで太る性質を持っている

ヒトはもともと,生存のために脂肪を身体に貯めやすい性質があり,

むだに脂肪を放出しないようにしています.

このような体質を生み出すのが倹約遺伝子とよばれる遺伝子で,

日本人はとくに「倹約遺伝子」の働きが大きいと言われています.

 

なぜ太る原因となる「倹約遺伝子」が我々のカラダにはあるのでしょうか.

その起源は狩猟時代にさかのぼります.

 

狩猟時代というのは,現在のようにたくさんの食料が常にあるわけではなく,

どちらかといえば「飢餓」に近い状態が続いていたはずです.

そのような環境の下では,

わずかな食糧からエネルギーをたくさん得る必要があったわけです.

 

脂肪は,貯蔵に優れた「エネルギー源」ですから,

脂肪を貯めるために倹約遺伝子」が我々のカラダには備わっている

と考えられています.

 

この性質が飽食の時代である現在では「肥満」の原因を

作ってしまっているのです.

 

 

なぜ「肥満」はいけないのか.

なんでエネルギー源である「脂肪」を貯めてしまってはいけないのか.

それは生死にかかわる病気になりかねないからです.

 

現代人は高カロリーな食事と,慢性的な運動不足によって

脂肪が消費されず,カラダに蓄積してしまいます.

 

すると,血液中にも脂肪の中心成分である中性脂肪(トリグリセリド)や

脂肪から得られる遊離脂肪酸の量が増えます.

この状態が「高トリグリセリド血症」「高脂血症という状態です.

 

高脂血症」の状態が続くと,脳梗塞などの脳血管疾患や,

狭心症心筋梗塞などの心血管疾患を引き起こしてしまいます.

もちろんこれらの病気は「死」に直結するような病気です.

 

さらに血糖値を下げるインスリンというホルモンを出す

膵臓の細胞が大量の脂肪酸にさらされると,

膵臓のインスリンを分泌する機能が低下して,糖尿病となってしまいます.

 

だからこそ「肥満」はいけないのです!!

 

まとめ

「肥満」と「肥満症」について分かっていただけたでしょうか.

健康に関する話題をこのブログではこれからも少しずつ

書いていこうかなと思っています.

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